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    March  <ドライシンドローム>

 

この時期、いや、もはや1年じゅう非常に気になる<乾燥>

クリーム塗っておさまる程度であればいいのですが
乾燥によってさまざまな症状が出てくる場合があります。


 
特に中年期以降(更年期など)、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌低下がおこりますがこのエストロゲンが、唾液や皮脂、涙、汗などの
外分泌の機能に関連していて、エストロゲンの低下が外分泌機能低下と連動します。
外分泌は自律神経によって調節されているので、
神経がピリピリしているとき・・・交感神経過多のときは
血管も締まって体も冷え、外分泌機能も低下!
リラックスできていないと乾燥が進んでいくというわけです・・。

乾燥による症状をドライシンドロームといい、以下のような症状があたります。
皆さん、ご自分で当てはまるものは???

 ドライアイ
乾き目、目の疲れ、充血、目が重い、かすみ目、まぶしい、
涙が出てしまう、目がごろごろして痛いなど。
いずれも、コンタクト習慣、睡眠不足や生活習慣、食事内容の状態、
40歳以降、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患・・で、でやすくなる。
パソコンやスマホの見過ぎもあるので、とくに<目を温める>ことで
ずいぶん違ってきます。



 ドライマウス
口の中の口臭、ねばねば、虫歯、乾き、中年期以降、
特に女性ホルモン減少によって増える方も多い。
さらにシェーグレン症候群などの自己免疫疾患。
口をぽかんと開けやすい人や口呼吸しがちな人もドライマウスになりがちです。

唾液は病原体から体を守る物質が多く含まれているので
唾液が減れば病気になりやすくなるし味覚も感じなくなる場合も。
顎が小さいと唾液の量も少なめとも言われています。

 ドライスキン
目回りや口元、頭皮、衣類の摩擦のあるところが、
粉をふく、かゆくなったり炎症が起きたり・・。
脚とかもそうですが、皮脂腺の少ない部分におこりがち。



肌の表層にある角層があり、
水分保持、花粉など外部刺激からの保護を担っているわけで
これが乱れているのがドライスキン。
アトピーや花粉症のアレルギー体質の方はもともとドライスキン傾向なのです。
体質もありますが環境もあり、空調のきいた部屋にずっといて
動かず汗もかかない、などはかなり危険。

スキンケア対策はもちろんご存じでしょうが、
シャワーやお風呂も気を付けてほしいです。
熱いシャワーなどでお顔を洗わない、シャワーを顔に当てない(水圧問題)、
体もごしごしあらわない(手で十分)

ちなみに私は、よっぽど汚れていなければ、2日に一回髪の毛を洗う、
体もあまり洗わない、顔もシャワーを当てず・・・ですね。
髪の毛も洗いすぎると頭皮の乾燥が起きると聞いたのと、
ネットで「髪のきれいな人は毎日髪は洗わない」
と書いてあったのでマネしてます(笑)

 ドライノーズ
鼻の中の粘液が減ることで生じる症状。
鼻をよくかむ、ひりひりする、痛い、鼻血が出やすい。

粘液減少で体内に異物が侵入しやすくなるため、
風邪などの感染症にかかるリスクが高くなることも!

鼻をよくかんだり、ほじる、水分不足や鼻毛処理を頻繁にしている人も注意です。
ちなみに、ドライノーズと関係ないのですが・・
鼻をよくいじる人は<鼻が大きくなります>

年齢とともに大きくはなりますが、とくに刺激によって大きくなってしまうとのこと。
昔の写真と比べるといいかも・・。

 ドライバジャイナ
この単語、皆さんご存じでした?私はある本で知ったくらいで、
日常ではあまり使わないですよね・・

ドライバジャイナとは「膣の粘膜の乾燥」

特に40歳以降、女性ホルモン減少によるものです。
ただ、30代までの年齢でもストレスやホルモンバランスの崩れでなる場合もあり。
デリケートな部分が
ひりひり、かさかさ、痛み、かゆみ、におい、出血、性交痛があると
ほおっておくと膣炎などの症状も出ますのできちんとケアしたいところです。

デリケートゾーンのお手入れは、日本人は特に「見ない、触らない」
ようなこともありましたが欧米ではエチケットとして当たり前、
最近は日本でも、専用オイルなどでケアするグッズが出てきています。

デリケートゾーンの乾燥は骨盤内の機能の衰えにもなるのでお手入れは必須です。
体の中の衰えが、外見の衰えと連動しています。

こちらにも詳しく載っています → ちつのトリセツ 


表紙に、「お手入れは世界の常識。ほったらかしは日本人女性だけ」と書かれています・・

以上のドライシンドロームを調べていくと共通することは

血流をよくすること、水分の摂取、睡眠
栄養バランス(特にタンパク質が大事・ハリやツヤを与えるコラーゲンも含まれている)

もう当たり前のように言われていることですが
皮膚科の先生も、治療のほかに 栄養バランスのことを書いているくらい大事なこと。

乾燥ひどい!と感じている人は冷え、睡眠不足、栄養不足、脱水があり、
早めにおばあさんになっちゃうよってことです。

乾燥対策におすすめ&私もやっていることは

●おいしいだし (炭水化物とタンパク質)いつも皆さんに紹介しています


●ビオラル サラダチキン (タンパク質が100グラム中27グラム!)
 

鹿児島県産の鳥と塩のみ(コンビニ等のサラダチキンは添加物もかなりあるので必ず後ろを見ること)家の近くのライフで売っていて、最近よく買っています
 http://www.lifecorp.jp/pb/lifenatural/index.html

はちみつ 
やっぱりこれもすごい効果!
はちみつには、果糖やブドウ糖が多く含まれていてその糖度の高さが肌を潤すこと、
ビタミンB群、ミネラルが豊富で、肌や粘膜を健康に保ち、皮膚再生も促します。
代謝も上がるのでたっぷりとることが重要。

もちろん毎日の継続的なスキンケアも必須ですが、
やはり食養は、肌も髪も体も反映するなと年齢を重ねるほどに感じます。

まだまだ乾燥が続きます、ぜひ気になった方はクリーム塗るだけではなく
いろいろ参考にしてみてください!