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    February <冬は養生の季節!腎の保護が重要>

 
  例年よりやや遅くなって一気に寒くなりましたね。

実は冬は<腎>に気をつけなければいけない季節。
冬の寒さに耐えるために栄養をためこんでいかなければならないので、
成長&老化や免疫力をつかさどる腎が弱りやすいのです。



〇東洋医学における腎について
腎は人間の生命の原動力  若さの源です!
働きとしては、性機能や排卵・月経などの生殖機能と関係が深いほか、
骨の発育や維持、歯・髪・ホルモンなどとも深く関わっています。

生まれてから成長、成熟して老年期に入っていきますが
その間に歯や髪の毛が生えて、骨もしっかりしていきます。
加齢とともに歯も、髪の毛も抜け、骨も衰えて生殖機能も落ちていく。
これは年齢とともに<腎>が衰えていくことと関連しています。

「年取ってきたな・・」と感じたら腎が衰えてきたということですね(泣)
 
 
 腎の衰えサイン(老化現象・・・)

  

 
 ●免疫力低下
 ●脳機能低下
 ●性欲・やる気の低下
 ●排尿障害
 ●脱け毛・白髪
 ●皮膚のかゆみや乾燥
 ●のぼせ
 ●むくみ
 
●下肢の冷え
●だるさ
●視力衰え・老眼
●腰痛
●骨粗しょう症
●耳鳴り・めまい・難聴
●おなか周りにぜい肉が増える

 
 
「腎」を温存するためには、睡眠不足、過労やストレス過多など、
体にきつい環境を作らないことが重要です。

もともと腎は先天の気といわれていて、親から受け継いだ、
生まれながらに持っているエネルギー(腎精)の総量なんです。
タフな人もいれば、そうではない人もいます。

ただ、総量を自分で理解して総量が少ない人は
無理のないように生活して腎を守ることが大事なのです。
たくさん持っている人でも、生活習慣の乱れやストレス過多などで、
どんどん減っていきます(老化)ので、気を付けなければいけません。

このエネルギー(腎精)をいかにすり減らさずにいけるかが、
若々しく保つ秘訣なんです!

〇腎精(エネルギー)にを増やすにはどうしたらいいか?
  腎<精>というくらいですから<精の付くもの>がいい
  ウナギ、すっぽん,牡蠣 山芋など

  腎には黒い食べ物がいいといわれている
  黒豆、黒ゴマ、黒米、キクラゲ、黒糖など

  下半身の温め、腰回りの温め
  シエスタのお客様にはお話ししていますが
  可能であれば足湯をしていただき同時に腰回りも温める。
  これによりのぼせも防げる。

  睡眠不足は、腎精を削ります!できるだけ避けること
  体を横にする時間を作る。
  体を横にすることで骨を重力から解放し、造血させること。
 


今回は東洋医学(中医学)から見た、寒い冬の時期の腎の養生の仕方を
書いてみました。
いつまでも若々しく元気な体、つやのある肌や髪の毛を維持したい方、
・・・腎をいたわっ てあげてください。