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    September  <脳疲労は体の疲労(筋肉疲労)>

 
今年の夏も、猛暑ですね。
エアコンは必須の毎日ですが・・・皆さん寝るときはエアコンを朝までつけていますか?

お医者様もいっていましたが 結論としては
「必ず朝までつけっぱなしにして、暖かい服装で寝てください」ということでした。

昔はエアコンのつけっぱなしは体に悪いといわれていましたがいまや、
夜も気温が下がらず熱帯夜!
こんな状態で途中で切ると、一気に暑くなります。
寝汗もかいて目覚めてしまう・・・

このとき
●脳の自律神経が体温を下げようとフル回転になる→交感神経過多→
                      興奮して休めない→<脳疲労>→体の疲労が寝てもとれない●

体の疲れが取れない、しんどい・・・と感じているのは、実は脳が感じていることで
<脳疲労>があるから<筋肉疲労>があるのです。

脳と筋肉は神経でつながっているからあたりまえですね。
 
 
実は・・・今回はエアコンの話ではなく
脳疲労と筋肉疲労と、施術の意味について考えたいとおもいます。

現代社会ではストレスが多くストレス過剰状態が続けば、
正常な心身の働きが乱れるために脳機能が低下します。
上記の、エアコンを切って暑くて目覚めてしまうのもストレスになります。

脳機能が低下すると・・・食行動の変化による過食・肥満・物忘れ・
                              生活習慣病(高血圧や動脈硬化・・)まで引き起こされます。
これが<脳疲労>

※脳疲労が心の異常として現れると、最終的にうつや神経症を発症していきます。

脳疲労であれば体の機能も落ちますから、当然筋肉疲労を起こしているわけです。
脳疲労のときに運動やダイエットをしても代謝が落ちているので効果が出ません。

筋肉疲労は体・筋肉の興奮です。
興奮が収まらないと、いつまでたっても疲ればかりがたまります。
(心の異常にもすすみます)

そういう時はどうしたらいいか?
マッサージなどで人に触ってもらうのがいいのです。

触ってもらう、マッサージしてもらうことにより<オキシトシン>という
安心・やすらぎホルモンがたくさんでてきて
体が緩み、自律神経の興奮をおさえて、脳が休まるのです!

脳が休まると体の神経・筋肉も休まり、ホルモンの分泌もさかんになって
体の機能が正常になります。
 
 マッサージを受けてオキシトシンが分泌されるとでる反応
  ●血圧の低下と心拍数の減少
  ●皮膚と粘膜での血液循環の増大(顔や体がばら色になる)
  ●ストレスホルモンの血中濃度の減少
  ●消化・栄養の吸収と貯蔵が効率的になる

 




 
オキシトシンはすごいホルモンなんですが
<触れる><タッチ>することででてくるので
身体的接触を嫌がったり、触れる機会が少ないひとは、健康によい刺激がないため、
病気になったり、ホルモン分泌異常になるリスクが高まります。
つまり老化・酸化がはやくなります。

接触が多い人は健康的で若々しく、長生きでいられるのです。

シエスタでも、できるだけお客様の体にたくさん触れながら、
体を緩めるように心がけています。
施術後の体の緩みが若返りの効果になるのであれば、こんないいことはないですよね。

マッサージだけではなく、全身の矯正、整骨、温熱療法、帯電をはずすこともすべて
自律神経を正常にする技術ばかりです。
 


ぜひ脳疲労を感じているかた、ホルモンバランスの悪い方、
肥満傾向が出てきた方も受けていただきたいなとおもいます。
 
「オキシトシン 私たちのからだがつくる安らぎの物質」

今回はこちらの本から、一部参考にさせていただきました。