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    July  <お菓子中毒について①>

 
こんな本、読んでいます。
非常に身近な問題なので抜粋してご紹介したいと思います。

<あの超加工食品があなたを蝕む「お菓子中毒」を抜け出す方法>



シエスタのお客様の中にも<お菓子中毒>の方もいらっしゃるかもしれません。
実際、会社帰りにコンビニで必ずデザートを買わないときがすまない、
お菓子は必ず買って帰る、仕事中も ひと箱、チョコレートを食べないと
気がすまない、というお話も良くきいています。

このタイトルで気になったのは
<超加工食品>・・・・・これは、常温で長期間保存できるように、
砂糖、塩、油脂、保存料(ここまで)などを加えて高度に加工した食品。

たとえば 
ケーキ、クッキー、ドーナツ、マフィン、スナック菓子などのお菓子類、
甘い清涼飲料水、菓子パン、カップラーメン、
ミートボール、チキンナゲット、ちくわ、はんぺん等の、肉や魚の加工食品。

(お菓子すべてが悪いわけではなく、上生菓子や、せんべい、はちみつ、
黒糖、植物由来甘味料のもの、果物などは大丈夫)



マイルドドラッグという言葉をご存知でしょうか?

マイルドドラッグとは
精製度が高く、中毒性のある食品のことで、これらの依存度の高さによって
肥満、生活習慣病のリスクが非常に高くなると、アメリカではすでに話題になっていました。

その中毒性のある食品(マイルドドラッグ)というのは、
砂糖、小麦(麻薬と同等の中毒性)、人口甘味料、
異性化糖(・・・果糖ブドウ糖液糖など、純粋な果糖ではありません)、塩、油。

これらが複数含まれているのが
今回のタイトルにもある、<お菓子>

※お菓子の中にはコカインに匹敵するほどの中毒物質を含むものもあるそうです。

「お菓子を食べるのがやめられない」のは意志が弱いのではなく、
中毒になっているわけです!
ではこれら<マイルドドラッグ>それぞれを検証。

白砂糖
白砂糖の入った甘いお菓子は高血糖状態がさけられません。
それを下げるホルモンはひとつだけ・・・・インスリンです。

甘いものを食べるたびに高血糖になって、インスリンがたくさん出ることで
インスリンが効かなくなって認知症にもなります(脳の糖尿病)

インスリンは血糖値を下げてくれますが、もう一方で、
脂肪細胞の合成、脂肪分解の抑制、細胞の老化促進もします。
つまり確実に肥満になり、老化が進むわけですね!

異性化糖(自然由来の果糖を精製したもの)
果糖と書かれていることも多いので誤解しやすいですが
きちんと知識をつけてみましょう~!

天然由来の果糖(はちみつ、果物など)は甘みが強くてコクがあります。
摂取後は肝臓に運ばれて代謝されてしまうので、血糖値をあげにくいのです。

天然ものは、老化物質も体中をめぐらないですし、
中性脂肪増加といわれていますが、著者もかいてありましたが
副作用が起こるほどのものではないそうです。

※そのためシエスタのお客様にはちみつ 黒糖は積極的に、
エネルギー源として摂取していただいています。

自然由来以外の果糖でよく言われるのがジュースなのも甘い飲料(果糖ぶどう糖液糖)
これらは満腹感を覚えにくくなって摂取過剰、食欲がとまらなくなる
                      → 肥満、脂肪蓄積、老化物質増加!


人口甘味料
人口甘味料で私たちが聞いたことがあるのは
●サッカリン ●アスパルテーム ・・・などで、カロリーゼロ、とうたっています。
しかし、じゃあ、砂糖をこの人口甘味料に換えても体重が減るかということにおいては
結果が出ていないようで研究の結果、むしろ腸内細菌が、
肥満や糖尿病を発症しやすい組成に変化しているとのこと・・・。

化学薬品のようなにおいもしますよね。

小麦
グルテンフリーはちまたでよく聞くようになりました。
なぜグルテンがよろしくないのか?
グルテンは、胃で分解されると麻薬と同等の中毒症状を引きおこすことと
腸の炎症を引きおこす
のです。

ですから中毒性がでて、パン、パスタ、ケーキ類、お菓子、うどんなどの麺類を
たべつづけ炎症が体内に広がり、あちこちと不定愁訴が出るのです。

炎症=酸化=老化   です!

食塩
もともと日本人は塩分摂取は過剰気味といわれています。
塩分摂取は、生命維持には必須です。
ただ、精製塩は摂取してはだめです。
精製塩は、「塩化ナトリウム濃度99.5%」ですから、
ほかのミネラル成分がほとんどないものです。

人間にはミネラルは必須ですから
マグネシウムやカリウムなどが入った自然塩を適度にとるべきです。

過剰摂取は、食欲増進から来る食べすぎもあり、高血圧、心筋梗塞、脳卒中、
さまざまなガン・・・・ポテトチップスや食べるラー油、危険ですね。


食塩とセットになり、これと糖質を組み合わせると
エンドルフィンという、幸せホルモンが出て、中毒になります。
おいしいものを食べると
「あ~、しあわせ~」となるのは、そこに、油、塩分、糖質が必ず入っています。

油といっても、お肉やバターなどがいけないのではなく
植物油(植物油脂)です。

加工食品や外食には必ずといっていいほど使われていますし
買ってきたものの裏を見ると書いてありますので気をつけてみてください。

摂取過剰は慢性炎症をひきおこします。
から揚げや、買ってきたお惣菜、お菓子大好きな人はあぶないです。

小麦のところでも書きましたが炎症が続くとさまざまな病気がでます。

炎症=病気=酸化=老化です。

中毒を引き起こすものをご紹介しましたが、よくよく書いてみると、怖すぎます・・・・。
(とりあえず私はできるだけ摂取はさけていますが)

次回はその中毒を断ち切るためにはどうしたらよいか、ご紹介します!