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    October  <小麦は食べるな>

 
  最近は<グルテンフリー><小麦は避けたほうがいい>という話をよく聞きます。

テニスのジョコビッチ選手も小麦不耐症から、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という
本でグルテンフリーを推奨していますよね。

私もアレルギー検査(遅延型フードアレルギー)をした5~6年まえから、
アレルギーは出ていなかったのですが小麦関連はできるだけ避けています。

(パンのイーストのアレルギーが出ていたため、パンが食べられないし、
いっそのことパスタ、うどん類もやめてみようかな・・という感じ)

パスタ、パン、うどん、そば、ピザ、肉まん、ビール・・・
ほんとうにいろいろな小麦製品があり、しょうゆ、調味料にも含まれていることも
多いし、よく考えれば現代は小麦だらけの生活かもしれません。

数年前に出たこちらの本2冊
「小麦は食べるな」  「いつものパンがあなたを殺す」


当時話題にもなったので読んだ方も多いかもしれませんが、
私もこれを読んだときは衝撃だったのと、やっぱり、という思い。

読んでいない方のために「小麦は食べるな」の中身を少し紹介しますね。

本からの引用ですがまずは目次。これを見るだけでもなんとなくまずいな~と感じてしまう!
(第1部~3部まであり、3部は小麦抜きの健康レシピになりますので割愛)

第1部  全粒紛が「体にわるい」これだけの証拠!
  1章 小麦が原因の「ぽっこりお腹」には万病が巣食っている
  2章 恐怖の遺伝子操作 ー 「現代小麦」の誕生
  3章 あなたのカラダを破壊する「小麦のスーパー糖質」

第2部 小麦は「頭からつま先まで」全身の健康を破壊する
  4章 小麦が引き起こすヘロイン同様の中毒症状
  5章 いまわしい肥満! ー 苦痛は一切なし!世界一カンタンな「減量」法
  6章 腸が悪いのは小麦が原因! ー 命取りになるセリアック病
  7章 糖尿病が治った! ー 「病魔の帝王」の年貢の納め時!
  8章 怖い「酸性」爆弾! ー 小麦は強力な「phかく乱物質」
  9章 小麦は老化を進める! ー 小麦をやめたらシワがなくなり、白内障も治った!
 10章 心臓病も小麦が「引き金」になっている!
 11章 小麦が脳を破壊する!
 12章 ニキビ・吹き出物から口内炎、脱毛まで ー 小麦をやめれば皮膚病は治る!

それぞれの章の中で、気になった内容をちょっと取り上げてみます。

 1章 小麦が原因の「ぽっこりお腹」には万病が巣食っている
小麦を長年食べている人はインスリン(脂肪蓄積ホルモン)をうながして、
大半がおなかに脂肪を蓄積する。これは内臓脂肪。
おなかがぽっこりでている人をよく見かけますよね(男女ともに)
ビール腹なんて言葉もありますがビールはまさに小麦。
飲むパンとも言われています。
また男性は胸が乳房化する方もいます。
内臓脂肪型肥満は高血圧、糖尿病なども引き起こしやすいのです。

 第2章 恐怖の遺伝子操作ー 「現代小麦」の誕生
現代の小麦は古代小麦とは違い、人工的に品種改良、遺伝子操作をされています。
古代小麦であればアレルギー等の症状は出にくかったのではということで
流通は多くないですが古代小麦製品のものも出回っているようです
(私はまだ食べたことはないのですが)

 3章 あなたのカラダを破壊する「小麦のスーパー糖質」
糖質は血糖値を上げますが、小麦に含まれる
<アミロペクチンA>は砂糖をスプーンで
何倍も食べるのと同じくらいの結果になってしまう炭水化物。
急激な血糖値の上昇はインスリン(ぱっこりお腹になる脂肪蓄積ホルモン)によって
糖尿病、がん、心臓病になる。
このアミロペクチンAだけが血糖値を劇的にあげてしまいます。

 4章 小麦が引き起こすヘロイン同様の中毒症状
小麦食品をとると、もっちり、もちもした食感があります。
これがグルテン(お麩もそうです)
グルテンをとると、
<エクソルフィン>という物質がでて、気持ちいい~という
ヘロイン同様の中毒症状が出る。
小麦を食べる→気持ちいい~なくなるとほしくなる(禁断症状)また食べてしまう

小麦摂取により、依存、禁断症状がでて、食欲増進剤にもなってしまう。
(グルテンなしの食材はこうならない)
このエクソルフィン、脳に侵入すると、脳は「もっと食べてカロリーを摂取しろ」という
指令をだすそうです!
いつも何か食べていなきゃ気がすまなくなるこの症状は、小麦を断つことで、
でなくなるとのこと・・・。

 9章 小麦は老化を進める! ー 小麦をやめたらシワがなくなり、白内障も治った!
この章は私がすごく気になった部分です。
小麦を断てばきれいになるってこと???
老化は、酸化です。酸化は病気でもあります。
ただ、酸化は還元できます(病気も治りますね。これが還元)
しかし!パンやホットケーキ、お肉のこんがり焼けた部分など、小麦色(きつね色)の
部分がありますよね?
そこに
AGE(終末糖化産物)という、老化を促進する物質が多く含まれます。
酸化は還元できますが、このAGE(終末糖化産物)は、組織の衰えをましていくので
元に戻ることはなく、どんどん老化が促進するばかりです。
(パン食、小麦食の方は老化が早い)

AGE(終末糖化産物)が多くなると・・・・動脈硬化、白内障、認知症などが出てきますし、
お顔を見るとしみなどが多いです。

またこんがり焼けた部分と同じように、肌の色も褐色気味になっていきます。
AGE(終末糖化産物)が少ないと、お肌も白くてきれいなんでしょうね。

 12章 ニキビ・吹き出物から口内炎、脱毛まで ー 小麦をやめれば皮膚病は治る!
小麦は皮膚にも影響を与えるんですね。
(皮膚は体の内部作用を表す鏡だと書かれています)
11章にもでていた、AGE(終末糖化産物)による、老化もありますが、
この小麦グルテンが原因と見られる
皮膚疾患はニキビ、口内炎、腸炎、逆流性食道炎、乾癬、白斑、結節性紅斑、
ベーチェット病・・・・・・
にきびや口内炎なんて、いつもできてるよ~なんてひとは、小麦の食べすぎも
関連しているかも???

いかがでしたでしょうか?
本からの要点を少しかきあげても、これだけ恐ろしいことがでてきます。
今の食生活の見直しが、容貌の若返り等をもたらすかもしれません。


私は麺はあまり食べないのですが、これはとても好きでお取り寄せしています。

●ブン (細麺ライスヌードル) ポーションタイプ
 
フォーは有名ですよね。でも、ベトナムではこっちのブンのほうが主流です。
そうめんのようにみえて、なかなかもちもちした米麺。 

野菜と一緒に食べてもいいですし(ベトナムのヌクチャムという調味料をかけたり)
それこそ,そうめん代わりに、めんつゆと一緒に。
汁麺、いため麺、つけ麺、なんでもあいます。

小麦を食べなくても、こんな風においしいものは探せばたくさんありますよ~。